現在数多くの格安SIM取扱い業者が登場していますが、格安SIMが登場した初期頃から存在するIIJmio(みおふぉん)という業者はご存じでしょうか?
以前は、イオンなどでの取り扱いもあったのですが、現在はイオンモバイルやY!Mobileといった他社の登場により、IIJMIOの名前を聞く機会が減ってきています。
しかし、実際に使用しているからこそ分かる他の格安SIMにはない特徴があります。
今回はそんなIIJmioを使っているからこそ分かるメリット・デメリットを始め、評判や口コミを参考にしながら、乗り換えの時の手続き方法についても徹底解説していきます。
IIJmioは、安定した通信速度で格安で利用ができます。
20GB以上の大容量の契約プランがありませんので、それ以下の通信料で済んでいる方で、通信が遅くて使えない日がある!と感じたことがある人にオススメできる格安SIM業者です。
IIJmioの特徴
そんなIIJmioですが、どのような業者が提供しているのでしょうか。
提供元は株式会社インターネットイニシアティブ
株式会社インターネットイニシアティブ(Internet Initiative Japan Inc.、略称IIJ)は1993年、日本で最初にインターネット接続の商用サービスを開始したインターネットサービスプロバイダ業者であることが有名な、電気通信事業者です。
また、東証1部上場を果たしています。(2005年12月2日上場)
国内No1のシェア!
IIJのモバイルサービス SIMカード契約数 シェアNo.1国内MVNO市場の2020年9月末時点の実績から、独自サービス型SIM(MVNE提供分含む)の保有回線数においてインターネットイニシアティブがシェア1位を獲得しました。
出典:MM総研 国内MVNO市場規模の推移(2020年9月末より)
歴史の深い老舗業者
- 2012/2/27 モバイルデータ通信&複数枚データシェア提供開始
- 2013/10/7 SMS機能付きSIM提供開始
- 2014/3/13 音声通話機能付きSIM提供開始
- 2014/4/17 ナンバーポータビリティー提供開始
- 2015/4/1 ファミリー通話割引提供開始
- 2018/3 IIJmio IoTサービス提供開始
- 2019/7 IIJmio eSIMプラン(ベータ版)提供開始
- 2020/3/19 IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ提供開始
- 2020/4/1 ギガプラン提供開始
このように、格安SIMの流通が始まった2012年頃から提供が始まり、ナンバーポータビリティー(MNP)への対応も早かったことから、シェア率が高いことが伺えます。
また、今日に至るまで料金プランの見直しなど、ユーザー目線での提供を続けてくれています。
IIJmioのメリット
どのような企業が提供している通信サービスなのかはわかりましたが、IIJmioを利用するメリットはどんなことがあるのでしょうか。
実際に使用していて感じるメリットを4つ取り上げてご紹介いたします。
1.通信速度の切り替え機能・バースト転送がある
特筆すべきは、この切り替え機能です。専用のアプリやWEB上から切り替えができるサービスです。
この速度切り替えは、他社で言うところの高速通信のON/OFFを自由に切り替えることができるのです。
IIJmioでは、この高速通信をクーポンと呼んでいます。
月〇GBの契約をするわけですが、この〇GBがクーポンを利用した高速通信という事です。
高速通信(クーポン)をOFFにすると、通信速度が制限時と同じ200kbpsとなるのですが、クーポンを消費しなくなります。
普段は低速で使用し、いざという時だけ高速通信(クーポン)をONにするようにすれば、データ通信料を節約することができます。
*現在提供中のプランでは、低速通信時でも300kpbs出るようです!
また、低速通信でもバースト転送機能というものが適用されます。
バースト転送とは、WEBなどを開いた際の最初の読み込みだけは高速通信で読み込んでくれる機能の事です。
200kbpsと聞いても、パッとイメージが湧かないかもしれませんね。
以下に、どのようなことができて、何が不便に感じるか書き出しておきます。
- LINEやメールのようなテキスト主体の物は、快適に利用できます。
- Twitterは画像の読み込みにやや時間がかかりますが、タイムラインの確認は問題ありません。
- 読み込みに時間がかかるとは言っても、低画質では読み込めるので確認はできます。
- インスタグラムは、フィードの読み込みに時間がかかりすぎるので、ほとんど確認できません。
- バースト転送機能を利用すれば、複数枚投稿の場合、1~3枚目くらいまでは確認できます。
- YOUTUBEは144pの最低画質であれば、~30秒ほどの待機時間はありますが途切れず視聴できました。
- 10時代・12時代・15時代のように利用者が増える時間帯は、なかなか接続できないこともあります。
- TIKTOKの様な、動画系SNSはほとんど視聴できませんでした。
- APPLEMUSICなどの音楽ストリーミングサービスでは多少途切れはありますが、割と快適に利用できています。
- カーナビアプリは、最初の読み込みに時間がかかることがありますが、動作中は問題なく案内してくれます。
普段使うような、サービスについてまとめてみましたが、なんとなくイメージができたでしょうか?
もちろん、このクーポン切り替え機能もデメリットはあります。
デメリットについて詳しくは後述いたしますが、低速通信時の3日間の通信量が一定量を超えると更に速度制限がかかります。
この低速時の速度制限にかかってしまうと、ほとんど使い物にならなくなってしまいます…が、この低速時の速度制限を回避する方法もありますので、安心してくださいね。
2.端末が安い!
IIJmioでは、SIMとセットで端末を購入できるのですが、同業他社と比較すると安い端末が多く取り揃えられています。
また、アンドロイドのスマホ端末のラインナップが充実しているほか、iphone、タブレットのような機種も取り揃えられています。
IIJmioの特徴として、新古品のような美品の中古機種がラインナップに追加されていることもあります。
また、IIJmioのSIMカードを契約している利用者は、端末のみの購入ができるのも魅力です。
例えばWIFIモデルのタブレットは、SIMとの同時購入はできません。しかし、会員であれば端末のみの購入が可能になりますので、自宅でのちょっとした作業にタブレットが欲しいな…などと考えた時に、非常に便利で探しやすいので重宝しています。
現在(2021年9月)MNPでの新規契約をすると、驚きの価格で端末を購入することが可能です。
この他にも、MNP適用でお得に端末を購入できますので、こちらを覗いてみてくださいね。
3.通話料が安い!
現在、大手通信会社や格安スマホと呼ばれる同業他社では、30秒/22円(税込)という通話料が基本となっています。
IIJmioでは、通話の際に「みおふぉん」と呼ばれる専用アプリを使用することで、通話料が半額(30秒/11円(税込))になるというサービスがあります。
このIIJmioの通話料が半額!というのは、私たち利用者にとって、とても強い味方であると言えますね。
しかも!なんと!専用アプリを使用しなくても、2021年9月11日からは、11円/30秒(税込)に値下げするという発表がありました。
私自身、機種変更したばかりなどの時は、うっかり通常の発信・通話をしてしまい割引が適応されないということがありました…。
そういったケアレスミスが無くなるというのは、非常にありがたいことですよね。
IIJmioには、通話が定額になるサービスの提供もあります。
「普通の通話は、あまり使わない」という方や、「電話をしてもすこしだしなぁ。」など、最初の段階でかけ放題のプランを使用するか悩ましいところではありますよね。
IIJmioなら、通話料も他社の半額で利用できますし、とりあえず素のプランで使用して見てからかけ放題のサービスを利用するか検討するということのハードルが低いですよね。
こういったプランを検討する際に、不利にならないような良心的な料金設定になっているのがIIJmioなんです。
4.契約者の名義だけで家族もまとめてMNPで加入できる
2019年9月24日からは、契約名義が異なっていても名義変更の必要がなくなり、家族まとめてMNP転入手続きが可能になりました。
(異なる名義でMNPで転入・契約した場合は、申し込み完了と同時にIIJmioの契約者名に変更されます。)
また、家族向けの大容量GBのファミリーシェアプランも用意されており、同時に申し込み可能なSIMカードの枚数も5枚になっています。
これによって、先述したセット購入できる端末の台数も増えますので、他社の格安SIMに比べて家族まとめての乗り換えの検討がしやすくなっています。
同一のmioID内での通話=家族間での通話は、8.8円(税込)/30秒になっていますので、「これから帰るよー。」と言った電話も、気軽に利用ができる金額になっています。
IIJmioの良い口コミ
ここからは、TwitterでIIJmioの口コミを検索して、良い評判を集めてみました。
PTA連合会がやらかしてる模様。
MVNO系で比較すると割高。3ヶ月後の価格がiijmioなどより高い。
PTA連合会が格安通信サービスと連携(沖縄ニュースQAB)#Yahooニュースhttps://t.co/m93IBJH4nu pic.twitter.com/T7agnwIfEO
— ペンチャー企業CEO(辛幅の科学信者) (@chirayo_hagooo) September 25, 2021
IIJmioのギガプランめっちゃ安いと思うねんけど。
子回線つけても親子でパケットシェアできるので無駄がない、低速モードスイッチもついてる。最高。 pic.twitter.com/LbZXoxSbFf— によた (@niyota84) September 25, 2021
iijmio docomo回線最後のお仕事
1枚目がいつものSoftEtherとのスピードテスト
2枚目は自動で選んだところとのテスト
夕方の時間帯としてはまあまあなのでは pic.twitter.com/dBEVCl1NWT— 中級者 (@4slovdrop) September 22, 2021
4Gでもこんな速いの…左がiijmio(au回線)で右がOCN(docomo回線) pic.twitter.com/rSY8tgH0ml
— here@鞄鯖 (@here_ff14) September 24, 2021
以上の様な口コミを目にすることができました。
利用者の体感としては、
といったことが挙げられていました。
IIJmioのデメリット
ここまでは、IIJmioのおすすめポイント、メリットをご紹介してきましたが、実際に利用していて不便に感じる点を4点ほどデメリットとしてご紹介していきます。
1.支払方法がクレジットカード決済のみ
IIJmioの支払い方法はクレジットカード決済のみで、口座振替やコンビニ支払いなどの方法には対応していません。
クレジットカードの決済のみ対応なのは、IIJmioに限ったことではなく、現在流通している格安SIMは、そのほとんどがクレジットカード決済になっていますね。
毎月月末締めとなっており、クレジットカード会社への請求は翌日の15日頃になります。
*クレジットのみとは言いつつも、カードでの決済には対応していますので、デビット機能の付いたデビットカードも登録できました。
2.対面対応してくれる店舗が存在しない
IIJmioは、SIMカードは販売している店舗はありますが、他の大手の格安SIMのような専用のショップがありませんので、申し込みやプラン変更等の手続きは基本的にインターネットからの手続きがメインとなります。
ですので、「何かあったときに対面で教えてほしい」「説明を受けながら手続きなどを行いたい」といった場合は、他の格安SIMを検討しましょう。
逆に、店舗での待ち時間がなくなるということでもありますので、「思ったよりも通信料を使ってないから、プランを変更したい」と思った時に、サッと手続きができるのは人によってはメリットかもしれませんね。
3.低速通信で制限がかかると使い物にならない
先にIIJmioのメリットでご紹介いたしましたが、高速・低速通信の切り替えが可能です。
専用のアプリ(IIJmioクーポンスイッチ)からON/OFFの切り替えだけで適用でき、低速通信は下り最大200kbps(ギガプランでは300kbps)でデータ通信量はカウントされませんが、この状態でも3日間の通信量が366MBを超えると、さらに通信制限がかかります。
この低速状態の通信制限がかかると、専用のアプリを開くことすら難しくなります。
それ以外にも…
- Twitterのようなテキスト主体のSNSも開くまで5分以上かかる
- 検索がタイムアウトしてしまう
- カーナビアプリの地図が読み込めない
と言ったレベルの通信速度となってしまいます。
しかし、この低速時の速度制限は3日乗り切れば通信速度は回復しますが、3日と言うのは長く感じますよね…。
でも、安心してください!
この速度制限を回避する方法があります。
低速時の速度制限がかかっているだけなので、クーポンをONにして高速通信を使用すれば速度制限の対象にはなりません。
そして、低速時の速度制限が解除されたらまた低速をメインに使用すれば良いのです!
このクーポンのON/OFFを上手に切り替えて使用することで、お得に利用することができます。
また、IIJmioの速度制限の判定時刻は朝の4時頃~5時頃に設定されているようです。
4.通信は安定しているが、特別早いわけではない
出典:MMD研究所
主要3都市(東京、名古屋、大阪)の調査結果についてダウンロード速度を箱ひげ図で見ていくと、中央値が高かったのは、UQ mobileが39.2Mbps、次いでY!mobileが35.0Mbps、イオンモバイル(docomo回線)が27.3Mbpsとなった。
昼12時~13時の時間帯でダウンロード速度の中央値を見てみると、UQ mobileが37.9Mbpsで最も早く、次いでイオンモバイル(docomo回線)が 28.1Mbps、OCNモバイルONEが20.6Mbpsとなっている。
なお、従来の計測方法である全日全時間帯の平均値の速度結果については、ダウンロード速度はUQ mobileが46.2Mbpsで最も速く、次いでY!mobileが41.8Mbps 、イオンモバイル(docomo回線)が33.1Mbpsとなった。
また、今回、計測アプリ「5Gmark」で計測した「YouTube」のloading Timeの平均値は、BIGLOBE モバイル(docomo回線)が1.5秒と最も短く、次いでUQ mobileが1.8秒、mineo(docomo回線)が2.2秒と続いた。
Webのloading Timeについては、Y!mobileとUQ mobileが1.4秒と最も短く、次いで、僅差でOCNモバイルONEが1.8秒、イオンモバイル(docomo回線)が1.9秒となった。
とあります。
主要3都市の通信速度調査の結果ですが、通信速度のランキングではちょうど中間あたりに位置していますね。
業界最速クラスの通信業者と比較すると、数値がイマイチに見えてしまうかもしれませんが、安定性はぴか一だと思っています。
時間帯によっての速度のばらつきが少なく、かれこれ5年近く使用していますが「通信自体が使えない!」といった事態に陥ったことは一度もありません。
出典:格安SIMの通信速度計測
- 普段の使用は、特にストレスなく使用できる
- 12~13時、15~16時、19~21時の使用する人が増える時間帯は、YOUTUBEの読み込み時に10秒ほど待つことがある
- それ以外の時間帯は、~5秒ほどで読み込みが完了する
- 12時前後に、食事のレビューサイトのようなアクセスが集中するサイトにアクセスしようとしたところ、読み込まないなぁと思うことがあった。
- 荒野行動のようなオンラインゲームも、ラグ・カクツキなどが無く、ストレスなく遊ぶことができた。
- 混雑する時間帯は、検索すること自体難しくなる
- 混雑する時間帯を避ければ、画像が多いサイトでも閲覧することができる
- カーナビアプリは、いつでも安心して使うことができる
- オンラインゲームは、種類・時間帯によってはアクセスすることができないことがある
- お昼時にYOUTUBEを見ようとすると、なかなか読み込みが終わらず、スキップ・巻き戻しも難しい
といったような使用感です。
個人的な意見にはなりますが、格安SIMは通信速度よりも安定性の方が重要と考えています。
「日によって、快適に動画を見れる日と、全く読み込めない日がある。」「使いたい時に遅くて使えないことがある。」など速度にばらつきのある格安SIMは使いにくいです…。
そういった観点から、IIJmioは業界内での通信速度は特別早い訳ではありませんが、普通に使用する分にはストレスなく使用できる通信速度が出ています。
IIJmioの悪い口コミ
今度は、TwitterでIIJmioの悪い口コミ・評判について検索して見ました。
都内の昼休み時間帯
なんだこのIIJmioのゴミ回線🤣
一般回線(?)の1/100くらいしか速度出てないw
比較にならないけど、自宅の回線ならこの2000倍くらいの速度出るんだけど😇
※12時前は動画見ても平気だった#iPhone12Pro pic.twitter.com/4iKmNPVJfA
— TAKE (@TAKE_BK6) September 24, 2021
何ヶ月待とうがIIJmioの回線がうんち詰まっててヤバいくらい遅いので乗り換えを検討せざるを得ない
mineo使ってた時は70Mbps以上出てたので1/20以下の速度しか出ない便秘回線はちょっと… pic.twitter.com/VCm46Z63n4— Pixy-781 (@Sgt_Pixy) September 17, 2021
iijmioの通信容量をファミリーシェアして余裕ぶっこいで合計の通信容量を12GB+20GBの32GB/6000円くらいから2+2+4GB/2500円くらいにしてたら使い切ってた
みおふぉんアプリで容量見れないから分からなかったわ
ブラウザで見るの面倒だからアプリでワンタップで見せてくれ頼む pic.twitter.com/GcMGmjtD3J— 🐦𝟭𝘱𝘭𝘢𝘺𝘦𝘳コマドリ! (@Player_WoT_NVC) September 20, 2021
やはり
- 通信速度が遅い
- ギガプランのアプリがリリースされていないので使いにくい
- 混雑時(お昼時)に、使い辛さを感じる
という感想が多いようです。
実際に上記でご紹介したデメリットを挙げている方が多い印象です。
調査した段階では、クーポンの利用をしているのかどうか。と言う点の判断がつかないので何とも言えませんが…。相対的に見て、ドコモ回線とau回線では、au回線の遅さが目立っている印象でした。
実際に利用している方の中では、「都内のお昼時は速度が全くでない。鉄道に乗っている時に、速度の遅さを感じた」と言う方もいる様でした。
私自身、そのような時はクーポンをONにして対処していましたが、よほどのことがない限り普通に使えていた気がします。
こういった批判的な意見は鵜呑みにしない方が良いのではないか。と思ってしまいます…。
IIJmioの料金プラン
ここまで、IIJmioについてのご紹介をしてきましたが、続いて料金プラン・オプションなどあなたの気になる費用についてご紹介していきます。
SIMカードの初期に必要な手数料は、SIMカードの購入(=パッケージ代金)が3,300円(税込)、発行手数料として433円(税込)~466円(税込)程度かかってきます。
*たまに、パッケージのキャンペーンを行っていることがあります。
2021年10月31日までは、パッケージ代金が1円(税込)となっていますので、乗り換えるなら今がチャンスです!
IIJmioの料金プラン
IIJmioで用意されている料金プランは
となっています。
実際に契約する際に、ドコモもしくはauの回線のどちらを使用するか選ぶことができます。
現在使っている携帯会社の回線であれば、SIMカードを差し替えるだけで使用を開始することができます。
通常の電話=音声通話が利用できるプランですと、2GBで858円(税込)から利用ができます。
複数台持ちの方やタブレットでの利用を検討している方は、SMSを利用できるプラン=番号が付与されるプラン、もしくはデータプランとなります。
SMSプランは2GB:825円(税込)、データプランは2GB:748円(税込)から利用ができます。
もし、ギガが不足した場合は会員ページから追加購入することができます。
現在提供されているギガプランでは、なんと!1GB:220円(税込)で追加購入することができます。
それ以外にも
- 500MB 1,500円(非課税)
- 2GB 3,000円(非課税)
などの容量が、コンビニやIIJmio取扱店で購入することができます。非課税ではありますが、金額的に考えてあまり購入する機会は少ないと思いますが、なにかあった時には役立つかもしれませんので、ご紹介しておきました。
プランとしては、最小2GBから最大20GBのプランが用意されていますので、あなたにピッタリのプランを探すことができます。
自宅にwifi環境が無く現在の通信料が20GB以上になっている方は、IIJmio以外の通信会社の利用を検討しましょう…。
IIJmioのオプション
IIJmioは、通話オプションが充実しているのも魅力的です。
まずは最も気になる通話定額オプションについて、ご紹介していきます。
- 誰とでも3分&家族と10分…660円(税込)/月
- 誰とでも10分&家族と30分…913円(税込)/月
この2種類が用意されています。
IIJmioの通話料金は国内通話は30秒で11円(税込)なので、3分では66円(税込)になります。
「どのくらい通話をすれば、通話定額オプションに加入するとお得になるか」を計算してみると…
家族以外の人と月に3分以内の通話を10回以上(合計30分)する
家族で月に10分以内の通話を4回以上(合計40分以上)の通話をする
この2点に当てはまるあなたは、通話定額オプションに加入した方がお得にIIJmioを利用できます。
もっと通話する時間が長い方は、月額830円(税込)の「誰とでも10分&家族と30分」のオプションを選べばOKです。
IIJmioでは、この通話オプション以外にも
- 留守番電話:月額330円(税込)
- 割り込み着信:月額220円(税込)
- 転送電話
- 迷惑電話ストップサービス:ドコモ回線とau回線で料金が変わります。
- 国際電話
など、基本的な電話サービスは網羅していますので、特に利用時に困るということはありません。
こういったオプションについては、利用開始月の料金は日割り計算を行わず、1ヵ月の料金が発生します。
解約した場合は、解約申込日にかかわらず月末解約となり、1ヵ月分の料金が発生します。
この2点は、注意が必要です。
契約するなら月初、解約するなら月末に行うのが、一番お得に利用できます。
IIJmioへの乗り換え方・MNPについて
ここからは、IIJmioへ乗り換える具体的な方法についてご紹介していきます。
実際の流れとしては
- IIJmioを契約するための準備
- 料金プラン・オプションの選定
- MNP予約番号の発行
- IIJmioへ申し込み
- IIJmioを利用するための初期設定
と言った流れになります。
実際にIIJmioのホームページを参考に、どのような手順を踏んで契約・使用するのか一緒に確認していきましょう。
IIJmioを契約するための準備
利用している端末が対応しているかどうかは、IIJmioのHPに掲載されていますので、こちらから確認してくださいね。
料金プランについては、上で解説していますが、IIJmioのホームページも合わせてしっかり確認してくださいね。
契約の為には、
以上の4点を準備する必要があります。
IIJmioの申し込み方法
準備ができたら、実際にホームページ上の手続きを進めてみましょう!
こちらのチェックは、量販店などでSIMカードを購入しているかどうかのチェックです。
今回は、なんの準備もしていない状態ですので、左側にチェックを入れて次へをクリックします。
次にこのような画面に移動します。
ここで、新規契約をするのか、他者から乗り換え(=今まで使用していた番号を利用するか)を選択します。
今までの番号を引き継いで使用する方が多数だと思いますので、今回はMNPを選択し、端末も購入する前提で進めてみます。
MNP予約番号は現在契約している携帯電話会社で発行してもらいます。
このMNP予約番号は有効期限があります。(最大15日)
有効期限が10日以上残っている状態で申し込みすることが推奨されていますので、注意が必要です。
MNP予約番号を取得するには、各携帯電話会社のMNP予約受付窓口で予約をしましょう。
携帯電話会社によっては、インターネットからの手続きができる会社もありますので、電話をするのが面倒な方は確認して見て下さい。
この申込みをすればMNP予約番号を受け取ることができます。
上から順に入力をしていくと、このような画面になるかと思います。
端末も購入をチェックすると、音声プランの選択しかできなくなります。
それ以外のプランを利用したい方は、SIMのみの契約を進める必要があります。
料金プランで検討していたGBにチェックを入れると、更に選択項目が出てきますので進めていきます。
公衆wifiの利用について、通話定額をあなたの希望に合わせて選択します。
その次に、利用者はどなたですか?という質問項目がありますので、選択すると次へをクリックすることができるようになります。
もう少しで終わりますので頑張りましょう!
すると、機種を選択する画面に移動しますので、どの機種にするか選びましょう!
MNPでの契約の場合、110円(税込)の機種も用意されていますので、選ぶのも迷ってしまいますね…(笑)
機種を選択すると、端末保証のオプションや購入を一括か分割か選ぶ項目がありますので、あなたに合ったものを選んで進めて下さいね。
最後に色々なオプションを選択する画面に切り替わります。
ここでは、必要なものを選択して次へを押して進みます。
これで選択は終わりになります。
最終確認の画面が、このように表示されますので、間違いがないかしっかり確認してください。
- プランの種類
- 契約容量のGB
- 端末情報
- 各種オプション
これらを確認して間違いが無ければ、次へ進みます。
*家族分の契約を変更する場合、この画面下に「もう一枚同時にお申込みしますか?」という選択項目がありますので、そちらを選択して同じように進めて下さい。
MNP情報の入力
続いて、MNPの予約番号や個人情報を入力していきます。
こちらでは、転入する前の携帯会社で発行してもらったMNP予約番号が必要になりますので、忘れずに用意しておいてくださいね。
この情報の入力が完了すると、IIJmioの契約として個人情報の入力や支払い方法の入力があります。
こういった入力が完了すると、インターネットでの手続きは一旦終了となります。
申し込みを終えてから、最短2日程度で手元にSIMカードと端末が到着しますので、それまではわくわくしながら到着を待ちましょう!
IIJmioの初期設定
端末とSIMカードが到着しましたら、IIJmioを利用するための初期設定を進めていきます。
簡単に説明しますと、
- 端末にSIMカードを入れて起動する
- APNの設定をする
- 各種アプリをインストールする
といった手順で、初期設定が完了します。
端末の起動などは、機種によって異なりますのでここでは触れずに進めていきます。
APNの設定とは、SIMカードは端末の設定画面でAPNという接続情報を入力することで、通信サービスが利用できるようになります。
こちらについてはIIJmioの初期設定で詳しく解説されていますので、ご確認ください。
モバイルネットワークが利用できるのを確認したら、各種アプリをインストールしていきます。
とは言っても、
- クーポン管理アプリ
- みおふぉんアプリ
この2つをインストールするだけです。
クーポン管理アプリについては、まだIIJmioの公式アプリがリリースされていませんので、非公式アプリを利用することになるかと思います。私も使用していますが、特に不具合なく使えていますので、検索して自分に合いそうなものを選んでくださいね。
みおふぉんアプリについては、定額通話の対象となるのはこのアプリを利用した発信のみとなりますので、十分に気を付けて使用してください。
安定性を求めるならIIJmioに乗り換えよう!
今回はIIJmioの特徴や口コミ・評判についてまとめました。
シンプルなプランで料金が安く、超高速ではないものの安定した通信を行えるのがIIJmioです。
実際に利用している方の口コミを調査してみましたが、使えない!という意見を述べている方がとことん少ない印象でした。
大容量のプランが無いというデメリットもあるのですが、格安で利用でき端末も充実していて、十分な通信速度も出せるIIJmioは格安SIMサービスとしておすすめできます。
クーポンの切り替えを活用していけば、低用量のGBでも十分に利用ができます。
ぜひあなたもIIJmioに乗り換えてみてはいかがでしょうか?