今回は、IIJmioに乗り換えるベストなタイミングについて、ご紹介していきます。
いざ契約をしようと思っても、月の始め頃にIIJmioに乗り換えるべきなのか、月末に現在の契約を解除して乗り換えるべきなのか、という事に悩んでしまう方も多いかと思います。
ですので、今回は何日頃にIIJmioへの乗り換えを完了すると、一番お得に使い始めることが出来るのか、という事をご紹介していきます。
ドコモ・au・ソフトバンクと言った大手キャリアからの乗り換えの場合、20日頃から手続きを始めるのがベストタイミングとなっています。
20日前後にMNP予約番号の取得→IIJmioの契約→乗り換え完了という流れが、損を少なくすることが出来ます。
なぜ20日前後がタイミングとして良いのかなどについて、詳しくご紹介していきます。
目次
IIJmioに乗り換える流れ
まず、IIJmioに乗り換える際の流れを確認しておきます。
- 現在契約している携帯会社で、MNP予約番号を発行する
- IIJmioの申し込みをする
- IIJmioのSIMカードが到着する
- 初期設定をする
という流れになります。
ここで注意して頂きたいのは、IIJmioの申し込みまで完了するのが20日前後がベストタイミングということであって、実際に乗り換えの手続き・作業をするのはその後となります。
①と②の作業は、かかったとしても1日程度で完了できるかと思います。
利用している通信会社によっては、料金の締め日が異なる場合があります。
ドコモ・au・ソフトバンクの一部の方は、月末が料金の締め日となっていることが多いので、今回は月末が締め日であるという前提でお話を進めていきます。
MNP予約番号の取得は解約の予約となりますので、現在使用している通信会社の解約はIIJmioに乗り換えが完了したタイミング=初期設定を完了したタイミングで、自動的に解約されることになります。
一方、IIJmioでは料金は日割り計算となりますので、わずかな日数分しか料金が発生しませんので、20日頃から手続きを開始して月末までに完了するタイミングをオススメします。
- MNP予約番号には有効期限がある。
- 月末の申し込みだと、SIMカードの到着が遅れる場合がある。
- 回線切り替えの受付時間が決まっている。
この3つのポイントに注意しなくてはなりません。
その為、月末ギリギリでの申し込みではなく20日前後で乗り換えるべきなのです。
この注意点については、これから手続きの流れに沿って、詳しく解説していきます。
MNP予約番号を発行するタイミング
そもそも、MNP予約番号とはどういったものなのか。
なぜ必要なのでしょうか。
MNP予約番号とは何か?
MNPは、現在使用している電話番号を他の通信会社へと引き継ぐためのサービスのことです。
「Mobile Number Portability」(モバイルナンバーポータビリィティ)の頭文字をとった表現で、引き継ぐことが出来るのは電話番号だけです。
各通信会社が提供しているメールアドレスの引き継ぎはできないため注意が必要です。
そして、MNP予約番号とは、MNPの手続きのために必要な10桁の番号のことです。
MNP予約番号は、現在契約している携帯電話会社から他社への乗り換えを検討していて、電話番号を変えたくない場合に必要となるものです。
電話番号を変えたい場合や、新しく携帯電話の契約をする時はMNP予約番号は必要ありません。
携帯電話を契約する際に絶対に必要なわけではありませんので、あなたの状況にあわせて、必要であれば用意して下さい。
MNP予約番号を取得するには
MNP予約番号は、現在契約・利用している携帯電話会社に依頼をして発行してもらいます。
店頭でも手続きできますが、電話やWebサイトでも手続きが可能です。
しかし、先に書いたようにMNP予約番号の取得は、その通信会社との解約をを申し出るということを意味します。
そのため、契約している会社によっては特典を提示して引き止めようとしたり、解約理由をしつこく聞かれたりする場合もあります。
質問や提案を受けても、「必要がないと」としっかりと伝え、きちんとMNP予約番号を発行してもえるように促すことが大切です。
私が実際にMNP予約番号を取得した時は、電話で申し込んだのですが、解約の理由についてしつこく聞かれた記憶があります。
「料金を安くしたいので…」と言ってしまったので、「現在の料金プランはこうなので、こうすると今よりも安くお使いいただけますよ」などと押し問答を繰り返しました…。
最終的には、無事に予約番号を発行して貰えましたが、とても疲れたことは覚えています(笑)
どこの通信会社もそうだとは言いませんが、そういった経験もありますので、webサイトからの手続きが一番簡単ではないかと思います。
MNP予約番号に関する注意点
MNP予約番号を取得する際は、気をつけなければならない点があります。
ここでは、MNP予約番号の取得に関する注意点を解説します。
MNP予約番号には有効期限があり、具体的には取得した日を含めて原則15日以内となっています。
なので、MNP予約番号を取得したら、15日以内に新しい携帯電話会社と契約を結ぶ必要があります。
有効期限が過ぎれてしまうと、そのMNP予約番号が無効となり使えなくなってしまいます。
そうなると改めてMNP予約番号を取得しなければなりません。
例えば…月初にMNP予約番号を取得したものの、料金の締め日が月末で日割り計算にならない。
「解約しても、満額請求されるのはもったいないな。MNP予約番号は持っているんだから、ギリギリで新しい携帯会社の契約をすればいいや!」という事は出来ません。
月初にMNP予約番号を発行したのですから、月の中頃までが有効期限となりますね。
こういったミスを犯さない為にも、料金の締め日とMNP予約番号の有効期限は、十分に確認してください。
またIIJmioの契約の申し込みの時点で、7日以上の有効期限が残っている必要があります。
こちらは、上記画像を見ていただければ分かるかと思いますが、IIJmioのホームページにも明記されています。
この有効期限の観点から見ても、20日前後での申し込みがベストなタイミングなのです。
IIJmioの申し込み
20日前後で、MNP予約番号を発行できたら続けてIIJmioの申し込みをしてしまいましょう。
IIJmioの申込みページから進みますが、その際画像で示した部分の他社から乗り換え(MNP)の項目にチェックを入れて下さい。
その後は、画面に随時内容が表示されていきますので、よく確認しながら進めていって下さいね。
申し込みの後半で、MNP予約番号を入力する画面が出てきますので、忘れずに控えておいたMNP予約番号を入力してください。
MNP予約番号の取得~IIJmioの申し込みまでは、インターネットに慣れていない方でも1日~2日程度で完了出来ると思います。
20日前後のタイミングで、ここまでの作業が完了するのは、20~22日頃になるかと思います。
SIMカードの到着を待つ
申し込みが完了してから、大体2~3日で手元にSIMカードが到着するかと思います。
端末も合わせて購入した場合は、SIMカードと一緒に送られてきます。
SIMカードが到着したら、乗り換えの最終手続きを進めていきます。
到着したIIJmioのSIMカードは、まだ使えませんのでMNP予約番号を発行したキャリアのSIMカードのままにしておいてくださいね。
月末は申し込みの件数が増える傾向にありますので、SIMカードの到着が遅れる場合があります。
SIMカードが到着したら、端末に差し込んだらすぐに使える、という訳ではありません。
開通の為の手続きと端末をインターネットに接続するための手続きが残っています。
そういった手続きが残っているのに、月末に到着してしまい、1日で終わらせなければならないという事態を避けるために、20日前後での申し込みをベストタイミングとしています。
IIJmioの開通手続き
開通手続きとは言っても、専用の電話番号に連絡をして、自動音声案内に従って各種番号を入力する手続きとなります。
電話番号:0120-711-122(年中無休)
※受付時間:9:00~19:00まで
こちらに電話をかけるのですが、受付時間が9時~19時までとなっています。
土日祝日も繋がるのは便利なのですが、日中働いている方だと、この時間帯はなかなか難しいですよね…。
20日頃に申し込み手続きをしていれば、25日前後にはSIMカードが到着していることだと思います。
月末までの残り数日ではありますが、土日祝日や時間を作れる日があると思います。
月末ギリギリだと、この開通センターへの電話も難しくなってしまいますので、20日前後から乗り換えの手続きを進めることをオススメします。
自動の音声ガイダンスなので、電話が苦手な方でも安心です。
また、「IIJmioオンデマンド開通センター」への電話番号は、SIMカードと同封している用紙にも書いてあります。
音声ガイダンスに従って「乗り換え対象の電話番号」と「SIMカードの識別番号の下4桁」を入力するだけなので、手続き自体は簡単です。
もし忙しくて電話が出来なかったり、なんらかの理由で開通手続きができない場合でも、MNP予約番号の有効期限最終日に自動的に開通されます。
ただし、自動開通の場合IIJmioに切り替わるタイミングがわかりませんので、使えない時間ができてしまう可能性があります。
可能な限り開通切り替えは自分でやりましょう。
入力後、10分程度で乗り換え元のSIMカードが使えなくなり、IIJmioのSIMカードが開通します。
開通手続きが終了し、元のSIMカードが使えなくなったら、IIJmioのSIMカードを使用する端末へと装着しましょう!
端末も購入されている場合は、新しい端末へIIJmioのSIMカードを装着してください。
ちなみに、IIJmioの開通が終わったら今まで使っていた通信会社との契約は自動解約になります。
MNP予約番号の発行が解約の予約となりますので、わざわざ解約の手続きをしなく済むのです。
APN設定(ネットワーク設定)をする
無事に開通の手続きが済んだら、続けてネットワークを利用するための設定をしていきます。
APN設定とは、手持ちの端末がIIJmioの回線でデータ通信を出来るようにする設定です。
端末がAndroidかiPhoneかで設定の方法が異なりますので注意してください。
APNの設定については、IIJmioのこちらのページで詳しく解説されていますので、参考にしながら設定を進めて下さい。
APN(ネットワーク)設定はネット通信をしながら行う設定なので、WiFi環境が必要になります。
もし、自宅にWiFiがない場合は、コンビニやマクドナルド、スターバックスなど、フリーWiFiを利用して行いましょう。
APNの設定が完了すれば、IIJmioのSIMカードでインターネットも利用できるようになります。
これで乗り換えの手続き・作業は完了となります。
まとめ
今回は、IIJmioに乗り換えるベストタイミングと手続きの流れについて、詳しくご紹介してきました。
手続きの流れについて、もう一度まとめておきますね。
- MNP予約番号を発行する:20日頃
- IIJmioの申し込みをする:20日~21日頃
- SIMカードが到着したら開通手続きをする:25日~月末まで
- APNの設定をする:25日~月末まで
以上の様な手続きの流れと、日にちの目安も合わせて記載しておきました。
最後に補足として、月末締め以外の料金体系の場合の日にちの目安も記載しておきます。
- MNP予約番号の発行・IIJmio申込:先月末~当月初め
- IIJmio開通手続き・APNの設定:8日前後
- MNP予約番号の発行・IIJmio申込:8日~10日頃
- IIJmio開通手続き・APNの設定:18日前後
主な料金の締め日についてまとめておきましたので、参考にして下さい。
乗り換え手続きで、損をしない為にもあなたの現在利用している通信会社の締め日は、しっかりと確認しておきましょう。
乗り換え元に無駄な代金を支払いたくない!という気持ちは分かりますが、そのせいで携帯が使えない期間が発生したり、一か月分料金がずれてしまったりといった、最悪の状況を避けるためにも、余裕を持って乗り換えをしましょう。