ドコモユーザーのあなた。
昨今、本田翼さんのCMで話題となっているLINEMO(ラインモ)へ乗り換えを決めた人もいるのではないでしょうか。
しかし、次のような悩みを抱えていませんか?
- 乗り換えの手順がわからない
- 乗り換える前に注意点を知っておきたい
- 乗り換えにはどのくらいお金が必要なのだろうか
乗り換えとなると手続きなど面倒なイメージがありますよね。
また、せっかく料金の安いLINEMOへ乗り換えるのに無駄なお金は払いたくないですよね。
そういった人のために本記事では以下のことを解説しています。
- LINEMOのメリット・デメリット
- LINEMOへ乗り換える前の準備
- LINEMOへの乗り換えで発生するお金
- LINEMOへ乗り換える手順
本記事を読んでいただくことでドコモからLINEMOへ
乗り換える際の注意点や必要なお金がわかります。
そして手順どおりに進めていくことで契約と初期設定まで完了し、LINEMOへ乗り換えることができるでしょう。
LINEMOメリット・デメリット
現在、格安SIMを提供している会社は600社以上もあるといわれています。
その中で、LINEMOを選ぶメリットを改めて知っておきたいという人もいるのではないのでしょうか。
また乗り換えた後に「こんなデメリットがあったのか」と後悔しないためにもLINEMOのメリット・デメリットを解説します。
LINEMOメリット
選べる2つの料金プラン(20GB/3GB)
LINEMOには料金プランは2つしかなく、どちらかを選ぶ形となります。
データ量 | 月額料金 | LINEギガフリー | 制限後の通信速度 | |
---|---|---|---|---|
ミニプラン | 3GB | 990円(税込) | 対応 | 300kbps |
スマホプラン | 20GB | 2,728円(税込) | 対応 | 1Mbps |
データ量が3GBもしくは20GBしかありませんが
20GBであっても税込2,728円とかなり安い値段となっています。
LINEのトーク・通話・ビデオ通話はギガノーカウント
LINEアプリを使ったトーク・通話・ビデオ通話はデータ消費はゼロになります。
さらに通信速度制限がかかったとしてもLINEアプリの通信速度は落ちません。
LINEトーク内で容量の大きい画像や動画の送受信、タイムラインの投稿も対象です。
連絡手段のほとんどがLINEとなっている中、格安SIMでLINEの通信量を気にせず使えるのはLINEMOだけとなっています。
5G対応・高速通信
LINEMOなら追加料金なしで5G通信も使えます。
またSoftbankと同じネットワークなので高速通信です。
格安SIMとなるとネットの速度や電波の繋がりを心配する人も多いと思いますが、LINEMOはSoftbankと同じ回線なので、お昼や夕方でも繋がりやすく日本全国で繋がります。
LINEMOのデメリット
乗り換えの手続きやサポートはオンラインのみ
LINEMOでは全ての手続きやサポートがオンラインでのチャットのみの対応になります。
店舗や電話での対応は一切行われていません。
これが一番のデメリットになる人もいるかもしれません。
設定でわからないことがあったときや、なにかトラブルがあったときに店舗に行くことができないので解決するまでに時間がかかってしますことがあります。
現在の割引などは引き継げない
LINEMOへ乗り換えるとドコモでの割引を引き継ぐことができません。
ドコモの代表的な割引
- 家族でドコモを契約するとお得になる
- 家族間の通話が無料
- 同居していない家族も割引対象
- 家族でドコモを使っている人が多いほどお得になる
- ファミリー割引の対象回線の数に応じて割引が適用になる
- ドコモのスマホと「ドコモ光」をセットで契約すると月額料金がお得になる
家族間でのことやドコモ光とのセット割に関しては引き継げないと料金が大きく変わってくるので確認しておくのがオススメです。
LINEMOへ乗り換える前の準備
乗り換えの手続きをする前の準備について解説します。
事前に準備しておくことで契約や利用し始めるときの問題をなくすことができます。
お持ちの端末がLINEMOへ対応しているか確認
使用予定の端末がLINEMOに対応しているか確認をしましょう。
LINEMO対応端末
LINEMOの動作確認済み端末ページから確認できます。
対応している場合
使用予定の端末がLINEMOへ対応していたらSIMロックを解除しましょう。
ドコモで購入した端末はドコモ以外では利用できないようにSIMロックがかかっています。
このロックを解除しないと端末はドコモ以外では使用できません。
このロックを解除しドコモ以外でも使用できる状態にするのがSIMロック解除です。
ドコモではオンラインだと無料、電話や店舗だと3,300円(税込)でSIMロック解除できます。
対応していない場合
あらかじめSIMロック解除してあるSIMフリー端末を購入しましょう。
ネットや家電量販店などで購入することができます。
キャリアメール以外のアドレス取得
LINEMOへ乗り換えるとキャリアメールは使用できなくなります。
キャリアメールとは@docomo.ne.jpのことです。
あらかじめGメールやヤフーメールなどのアドレスを取得しておきましょう。
その際にはメルマガや登録などで使用しているアドレス情報も忘れずに変更しておきましょう。
d払いを使う場合は事前にIDをかえておく
ドコモユーザーであれば月額料金の支払いや買い物などでd払いを利用している人も多いとおもいます。
ドコモユーザーでなくなった場合でもd払いは継続して利用できます。
ポイントの恩恵は少なくなりますがコンビニでも利用できて便利ですよね。
d払いを継続して利用する場合には事前にIDを変更しておきましょう。
本人確認書類の準備
LINEMOへ乗り換えの手続きをする際には本人確認書類の提出が必要です。
LINEMOで有効な本人確認書類は以下のとおりです。
クレジットカードまたは支払い口座番号の準備
LINEMOでの支払い方法はクレジットカード、口座振替の両方に対応しています。
乗り換えの手続きをする際に設定が必要となるため準備しておきましょう。
口座振替では現在、ゆうちょ銀行には対応していないため注意が必要です。
キャンペーンの確認(2021年9月現在)
LINEMOでは多数のキャンペーンがあります。
主に乗り換え時に適応されるキャンペーンが多いので事前に確認しておきましょう。
2021年9月現在のキャンペーンは以下のとおりです。
Pay Payボーナスあげちゃうキャンペーン
キャンペーン内容 |
Pay Payボーナスプレゼント |
---|---|
キャンペーン期間 | 2021/6/5(土)~終了日未定 |
適用条件 |
|
ボーナス付与時期 | 利用開始日の翌々月末日頃に付与予定。 |
ボーナス付与方法 |
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通話オプション割引キャンペーン
キャンペーン内容 |
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---|---|
キャンペーン期間 | 2021/3/17(水)~終了日未定 |
適用条件 | キャンペーン期間中にLINEMOに新しい番号または他社からの乗り換えで申し込み、LINEMOの利用を開始すること。 |
LINEスタンプ プレミアムポイントバックキャンペーン
キャンペーン内容 | LINEMOの「スマホプラン」を契約の上でLINEスタンプ(ベーシックコース/デラックスコース)を加入中の方にLINEポイント240ポイントを毎月プレゼント。 |
---|---|
キャンペーン期間 | 2021/3/17(水)~終了日未定 |
適用条件 |
|
LINEMOへの乗り換えで発生するお金
ドコモからLINEMOへ乗り換える際にどのようなお金がいくら発生するか知りたい人もいるのではないでしょうか。
発生するお金は状況によって人それぞれ違います。
自分の状況に当てはまるお金を計算してみましょう。
端末残債代金
ドコモでの契約の際に、スマホ端末を分割払いで購入して残債が残っている場合は代金を引き続き支払う必要があります。
LINEMOへ乗り換えた後も今までどおり分割で端末代のみドコモに支払うことが可能です。
もしくは、ドコモを解約する際に残債を一括で支払うことも可能です。
解約違約金
ドコモを解約する場合、解約金が発生します。
2年定期契約のプランを利用している場合には更新月以外での解約は10,450円(税込)かかります。
ただし電気通信事業法の改正により2019年10月以降の新プランの解約金は1,100円(税込)となりました。
2019年9月以前は10,450円(税込)。
10月以降は1,100円(税込)と覚えておくといいでしょう。
端末購入代金
現在お持ちの端末がLINEMOへ対応していない場合には新しくSIMフリーの端末を購入しなくてはいけません。
ネットや家電量販店などで中古品を購入するときはSIMロックがかかっていないか注意が必要です。
LINEMOでは端末の販売は行われていません。
SIMロック解除費用
使用予定の端末、もしくは購入した端末にSIMロックがかかっている場合はSIMロック解除が必要です。
ドコモで購入した端末はドコモでSIMロック解除できますがその際に申込み方法によって費用がかかる場合と無料になる場合があります。
申込み方法 | 料金 |
---|---|
パソコン・スマートフォン | 無料 |
電話 | 3,300円(税込) |
ドコモショップ | 3,300円(税込) |
初月はプラン料金を日割りで計算
- スマホプランであれば2,728円(税込)÷残りの日数
- ミニプランであれば990円(税込)÷残りの日数
例)スマホプランを9月15日に契約→1,364円
例)ミニプランを9月10日に契約→664円
LINEMOへの乗り換える手順
ドコモからLINEMOへ乗り換える手順は大きく4つのステップに分かれます。
- NMP予約番号の取得
- 使用端末のSIMロック解除
- LINEMOでの契約手続き
- SIMカードを挿入し初期設定
それぞれ詳しく解説します。
①MNP予約番号の取得
MNP予約番号とは
携帯会社を乗り換えたとしても電話番号は変えたくないという人が多いのではないでしょうか。
そんなときに使うのがMNP予約番号です。
MNP予約番号を取得することで現在使っている電話番号と同じ番号を次の携帯会社でも使えます。
ドコモからLINEMOへの乗り換えであればドコモでMNP予約番号を取得して、乗り換え先のLINEMOにMNP予約番号を伝えるという流れになります。。
MNP予約番号を電話で取得
取得時間は5分ほどです。
MNP予約受付センターへ電話します。
受付時間は9時~20時。
発信元によって電話番号が変わるので注意が必要です。
- ドコモ携帯から→151
- 一般電話から→0120-800-000
電話は必ず契約者本人がしましょう。
MNP予約番号を発行したいと伝えればOK!
オペレーターから解約の説明があります。
MNP予約番号をWebで取得
取得時間は5分ほどです。
ドコモのサイトである「my docomo」を使ってオンライン上で手続きして取得します。
受付時間は9時~21時30分。
パソコンやWiFi回線でも申込むことが可能です。
その際、dアカウントが必要となるので事前に確認しておくとスムーズに進めることができます。
取得したMNP予約番号はメモをして乗り換える際にLINEMOへ伝えるまで忘れないようにしましょう。
MNP予約番号をドコモショップで取得
取得時間は30分~1時間ほどです。
ドコモショップの店舗へ行き、MNP予約番号を取得します。
スタッフが対応してくれるので疑問点などがあればその場で聞くことができます。
ただし、曜日や時間帯によってはお客さんが混み合い待ち時間が長くなることも考えられます。
ドコモショップへ行く場合は事前に予約をするのがオススメです。
本人確認書類が必要になるので忘れないように用意しましょう。
家電量販店やショッピングモールでは受付できません。
②使用端末のSIMロック解除
SIMロック解除の条件
ドコモでの購入履歴がある場合、上記①と②のいずれかを満たしていることが条件になります。
インターネットの利用制限とはスマホ料金の滞納などでかけられる制限です。
2つめの条件は全てではなく、どれか1つを満たしておけば大丈夫です。
SIMロック解除の方法
SIMロック解除は電話やショップでもできますがオススメはWebでの手続きです。
5分ほどで完了し、余計な手間もかかりません。
Webでの手続きを詳しく解説します。
2つのステップに分かれます。
SIMロック解除をするにはIMEI番号という5桁の数字が必要になります。
端末の製造番号です。
確認方法は以下のとおりです。
AndroidでもiPhoneでもすぐに確認できます。
スクリーンショットやメモしておきましょう。
SIMロック解除の注意点
ドコモではSIMロック解除の際にデータの変化や消失した場合でも責任は負わないようになっています。
万が一の場合に備えて、SIMロック解除前にデータをバックアップしておきましょう。
端末が故障した際、SIMロック解除後でもドコモで修理が可能です。
しかしドコモ解約後は代替機の貸出はありません。
ドコモからの代替機はSIMロックがかかっているため他社では使用できないからです。
心配な人はサブ機としてもう1台SIMフリーの端末を準備しておきましょう。
故障した場合でも、SIMカードを入れ替えれば使用することができます。
③LINEMOでの契約手続き
LINEMO申込みページから必要な項目を入力していきます。
MNP予約番号や本人確認書類など上記の乗り換える前の準備をしておけば問題ありません。
④SIMカードを挿入し初期設定
SIMカードの受け取り
LINEMOへ申込み後、「商品発送のお知らせ」のメールが送付されます。
メールが送付された後、申込み時に入力した住所宛にSIMカードが届きます。
12時までに申込みをした場合、最短で当日にSIMカードが届きます。
回線の切替
MNP転入の場合にはLINEMOへの回線の切替が必要です。
LINEMO切替窓口へ電話をしましょう。
0800-919-3448(フリーダイヤル/通話料無料)
受付時間:10時~19時
回線の切替が完了した時点でドコモとの契約が終了になります。
SIMカードの挿入
LINEMOから届いたSIMカードを自分の端末へ挿入します。
手順は以下のとおりです。
必ず端末の電源を切ってからSIMカードの入れ替えをしましょう。
通信設定
SIMカードを入れ替えたら通信設定をする必要があります。
iPhoneとAndroidでは設定方法が異なります。
設定→一般→情報→キャリア設定アップデート
設定→ネットワークとインターネット設定→モバイルネットワーク→アクセスポイント名→LINEMOを追加
再起動
端末を再起動して電波の横にLINEMOと表示されることを確認してください。
My Menuの初期設定
My MenuはLINEMOでの、契約変更・請求額・データ残量が確認できるWebページです。
携帯電話番号とお申込時に設定する4桁の暗証番号が必要です。
LINE連携
LINEMOを使用してLINEアプリと連携するとLINEアプリから請求額やデータ残量を確認できます。
LINEMO公式のLINEアカウントを友だち追加して「My Menuとの連携はこちら」をタップすると連携できます。
LINEMOを利用する前によくある質問
通信速度が遅くなったりしない?
なりません。
LINEMOではSoftBankと同じネットワーク回線を利用してるのでSoftbankと同じ速度で利用することができます。
他の格安SIMは三大キャリア(ドコモ、AU、Softbank)のネットワーク回線の一部をレンタルしている形なので遅延や速度低下などが発生することがあります。
しかしLINEMOはSoftBankと同じ速度で利用できるので通信速度は他の格安SIMより優れているといえます。
はじめてスマホを乗り換えるのですが、初心者でもできますか?
できます。
難しいイメージがあるかもしれませんが大丈夫です。
この記事を読んんでいただき、手順どおりにやっていけば乗り換えることができます。
この記事を読み、LINEMOでのスマホライフをスタートさせましょう。
乗り換えにはどのくらい時間がかかるの?
申込みから初期設定までは10分ほどで終わります。
ただし事前準備にかかる時間は人それぞれです。
これらが事前準備になりますが人によっては時間がかかる場合があります。
また、申込みをしてからSIMカードが自宅に届くまで最短で当日、遅いと1日~2日かかる場合があります。
もしLINEMOが合わなかったらすぐ解約できるの?
解約できます。
LINEMOには契約期間の縛りはありません。
LINEMOを使ってみて、やっぱりドコモがいいと思ったらすぐに戻すこともできます。
お金がかかることもありません。
LINEMOでは解約金はいつでも無料で、MNP予約番号を発行する際の手数料も無料です。
とりあえず試してみるという気持ちで乗り換えるのもありですね。
まとめ
今回の記事ではドコモからLINEMOへの乗り換える手順と注意点について解説しました。
格安SIMへの乗り換える際には、聞いたことがない言葉や、慣れない作業で戸惑うこともあるかと思います。
この記事を読んでいただき、そういった人の悩みが解決してドコモからLINEMOへの乗り換える際の参考になれば幸いです。