楽天モバイルの通信対応エリアは狭いといわれています。
対応エリアを離れたとしてもパートナー回線であるauの回線を使うことができますが、それでも繋がらないという人も。
そこで本記事では、楽天モバイルの対応エリアなのに繋がらない原因と対処法について解説していきます。
楽天モバイルの最大のネックともいわれている対応エリアの狭さや通信品質の不安定さに悩んでいる人は、是非参考にしてください。
目次
楽天モバイルの対応エリアで使えない?
楽天モバイルの対応エリアは他のキャリアと比べて狭いです。
そのため、エリア外にいて繋がらないのであればまだわかりますが、対応エリアにいても繋がらないという声もよく聞きます。
屋内だとより繋がらないから電波が弱いのでは?という声もあるほどに、対応エリアにいながら自社回線に接続できない・繋がらないという楽天モバイル。正直契約しようかどうしようか迷っちゃいますよね。
では、何故対応エリアなのに繋がらないのか、具体的な原因について見ていきましょう。
楽天モバイルの対応エリアなのに繋がらない原因
楽天モバイルの対応エリアなのに繋がらない原因として考えられるものは下記の通りです。
- 対応エリアとパートナー回線エリアの境目にいるのかも
- 屋内や地下など繋がりにくい場所にいる
- スマホの不具合
下記にて詳しく見ていきましょう。
対応エリアとパートナー回線エリアの境目にいるのかも
対応エリアなのに繋がらない理由としてまず考えられるのは、自分の今いる位置が楽天モバイルの回線とパートナー回線の両方が入るエリアではないかという点です。
両方のエリアの境目にいる可能性も高く、スマホがどちらの回線も拾えていないことで繋がらない場合もあります。
このように、自分の今いる場所が原因で対応エリアにもかかわらず繋がらないこともあります。
屋内や地下など繋がりにくい場所にいる
これはどの回線にも言えることですが、屋内や地下など障害物の多い場所は繋がりにくくなります。
他キャリアの回線の場合、屋内に入るだけなら繋がらないということはほぼありませんが、楽天モバイルの場合、口コミで屋内に入るだけで繋がりにくくなるという声も0ではありません。
障害物を回り込めたり、強い電波ではないのでは?という声もあるので、屋内や地下にいると対応エリアであっても繋がりにくい可能性は高いです。
屋外に出たら繋がる可能性も高いので、急な要件の連絡などがあれば一旦屋外に出てみることもおすすめします。
スマホの不具合
楽天モバイルの回線は一切問題なく、スマホの不具合や故障でネットに繋がらないこともあります。
スマホの不具合が原因の場合、いくら対応エリアであっても繋がらなくなります。
スマホが原因である以上、スマホの不具合や故障を解消するしか方法はありません。
もし周りの人に楽天モバイルを使っている人がいたら、同じ場所でその人が使えているかどうか確かめてみると良いでしょう。
もしその人のスマホで楽天モバイルが使えている場合は、自分のスマホの故障や不具合の可能性が高いです。
楽天モバイルの対応エリアなのに繋がらない時の対処法
では次に、楽天モバイルの対応エリアなのに繋がらない時にどんな対処法があるのか解説していきます。
- Wi-Fiを使用する
- 場所を変えてもう一度試してみる
- 機内モードを切り替える
- スマホを再起動してみる
上記の方法で必ずしも症状が改善されるとは限りません。予めご了承ください。
Wi-Fiを使用する
これは繋がらないのを諦めた時の手段です。
自宅や職場のネット回線、レストランやカフェで使える無料Wi-Fiなどを使えば、楽天モバイルの回線が使えなくてもネットを使用することは可能です。
何をしても繋がらない場合は、最終手段としてWi-Fiを使用しましょう。
自宅や職場などのネット回線であればまず安心ですが、街中で使えるフリーWi-Fiはセキュリティの甘さが懸念されています。
ハッキングやウイルスなどのリスクもあるので、フリーWi-Fiに接続している時は個人情報や口座・クレジットカードなどの金融情報を扱う操作をしないようにしましょう。
場所を変えてもう一度試してみる
パートナー回線エリアと自社回線エリアの境目など、電波が不安定になりやすい場所にいる場合は一度場所を変えてみましょう。
場所を変えた後に、楽天回線に繋がっているかどうか再度確認してみてください。
基本的に一部の機種を除いて自動的に接続できますが、中には手動で切り替えないと繋がらない可能性もあります。
その場合は、下記にて紹介する機内モードの切り替えやスマホの再起動を試してみましょう。
機内モードを切り替える
機内モードとは、飛行機内などで便利なモバイル通信や電話を一切遮断するモードのことです。
機内モードをONにして再度OFFにするとモバイル通信に再接続されるので、ネットに繋がる可能性が高いです。
機内モードの切り替えの手順は下記の通りです。
- ホーム画面で上から下にスワイプし「クイック設定」を開く
- 飛行機のアイコンをタップして機内モードをONにする
- 再度アイコンをタップして機内モードをOFFにする
- 画面右上の隅から下にスワイプして「コントロールセンター」を開く
- 飛行機のアイコンをタップして機内モードをONにする
- 再度アイコンをタップして機内モードをOFFにする
名称は異なりますが、AndroidスマホもiPhoneも基本的な手順は同じです。
スマホを再起動してみる
機内モードを切り替えても直らない場合は、スマホの再起動をしてみてください。
再起動は大半の不具合を解消させることができる定番の手段です。もちろん、症状が頻発するのであれば修理に出すべきですが。
スマホの電源を切り、数分置いた後に再度起動してください。
再起動することでモバイル通信に再接続するため、それまでネットに繋がらなかった症状が改善されるかもしれません。
楽天モバイルって繋がりにくいの?
ここまで対応エリアなのに繋がらない時の原因と対処法について解説しましたが、実際に楽天モバイルはそんなに繋がりにくいキャリアサービスなのでしょうか?
実際にSNSや口コミで言われていることも含め、楽天モバイルの繋がりにくさについて解説していきます。
エリアがまだ狭い
楽天モバイルはサービスが始まって1年半程度の新しいキャリアサービスであり、自社回線とパートナー回線の両方を使って通信サービスを提供しています。
つまり、自社回線のみで通信サービスを提供することができず、パートナー回線で補っているという状態です。
それだけ自社回線エリアが狭いので、「楽天回線に繋がらない」という声はかなり多いです。
データが無制限で使えるのは楽天回線であり、パートナー回線は5GBしか使えないので、データ量目当てで契約した人とっては死活問題ですよね。
また、楽天回線の電波が良い可能性があり、パートナー回線と楽天回線の両方が使える場所でパートナー回線にばかり繋がってしまうケースもあるようです。
10月1日から一部のパートナー回線エリアが自社回線エリアに切り替わる
パートナー回線があっても繋がらないという声が多く、電波の悪さやエリアの狭さがデメリットといわれている楽天モバイルですが、徐々に改善しつつあります。
2021年10月1日より、パートナー回線エリアの一部が順次自社回線エリアに切り替わると発表されました。
つまり、パートナー回線に頼らなくても良いエリアが増えているということです。
電波が弱い楽天回線がメインになったら余計繋がらなくなるのでは?という声もありますが、着実に前進しているのがわかります。
現在エリア拡大中なので今後に期待
前章で述べたように、パートナー回線に頼らなければいけないエリアが減っていることがわかりました。
それだけ自社回線エリアが拡大されつつあり、楽天モバイルのサービスが変化している証拠です。
楽天モバイルのサービスがこのままずっと続くことは有り得ませんし、この先どんどんエリアが広がり、通信品質も向上していくでしょう。
今は電波の繋がりが悪いといわれている楽天モバイルですが、現在5Gエリアを必死に拡大している他のキャリアと同じく、数年後には快適に使えるようになっていると期待できます。
月額最安0円で使えるキャリアサービスなので、今後に期待して今から契約しておくのもありかもしれませんね。
違約金などの契約の縛りもないので、いつでも解約・他社への乗り換えが可能であり気軽に試すことができます。
対応エリアなのに繋がらない時は現在地やスマホの状態をチェック!
最後に、対応エリアなのに楽天モバイルに繋がらない時の対処法についてまとめます。
- Wi-Fiを使用する
- 場所を変えてもう一度試してみる
- 機内モードを切り替える
- スマホを再起動してみる
楽天モバイルの対応エリアにいるのにネットに繋がらないというのは、実は少なくありません。
まだ楽天モバイルの通信エリアが狭いだけでなく電波も弱いと思われるため、繋がりにくい可能性があります。
対応エリアにいるのに繋がらない場合は、まず場所を確認してみましょう。
パートナー回線と自社回線エリアの境目にいると、どちらにも繋がらなくなることもあります。
また、機内モードを切り替えたり、再起動を行うことでモバイル通信に再接続するので、それで改善する可能性も高くなります。
それでもダメなら、フリーWi-FiなどWi-Fiに接続して使いましょう。一時的に凌げると思われます。
楽天モバイルの通信エリアが狭く、ネットにも繋がりにくいことがネックで多くの人が解約や他社への乗り換えを検討します。
しかし、10月1日よりパートナー回線エリアが自社回線エリアに切り替わるなど、通信エリアがどんどん拡大されていることがわかります。
今後さらに快適に使えるようになると思われるので、余程使えないということでないのなら様子を見てみるのもありかもしれませんね。