楽天モバイル

実際に使っているからこそわかる、楽天モバイルの評判や口コミを大公開!乗り換えや注意点も解説

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」が2021年4月1日から開始されました。

2020年3月3日の「Rakuten UN-LIMIT」の先行申し込み受付からかなりアップグレードされています。

いつの間にか楽天回線エリアも拡大しており、筆者は「Rakuten UN-LIMIT VI」へMNPで乗り換えました。

楽天モバイルは、楽天回線エリア内であれば月額3,278円(税込)(以下同じ)でデータ・音声が使い放題です。

楽天回線エリアが生活圏をカバーしているなら乗り換えるべきと判断しました。

「Rakuten UN-LIMIT VI」は4段階の従量課金です。

毎月1GBまでなら0円、3GBまでなら1,078円(税込)、20GBまでなら2,178円(税込)、そして月額3,278円(税込)で無制限です。

筆者は先月に契約したばかりですが、実際に使っている立場から解説させていただきます。

乗り換える前は、楽天モバイルが事業継承した旧FREETELの通話SIMを利用していました。

目次

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」の3つのポイント

次の3つの特徴を魅力的と感じるなら、楽天モバイルへ乗り換えるメリットがあります。

プラン料金が0円~3,278円(税込)の4段階制のワンプラン

楽天モバイル(楽天回線)はワンプランの通信キャリアサービスです。

主要なキャリアがワンプランというのは世界的にみても稀なのかもしれません。

ワンプランで提供し自動的にアップグレードされるため利用者の手間が減ります。

2021年4月1日からは「Rakuten UN-LIMIT VI」となりました。

毎月使った分だけのワンプランとなり、プラン料金は月々0円~3,278円(税込)です。

専用アプリ「Rakuten Link」で国内通話「0円」

楽天モバイルは、専用アプリ「Rakuten Link」を使っていれば、国内通話が無料です。

かけ放題のようなオプションへの申し込みも不要です。

しかも通話に掛かるデータ量はノーカウントです。

かなり大きなメリットだと感じます。

気前がいいプラン料金に関するキャンペーン

「Rakuten UN-LIMIT VI」を初めて申し込む方を対象に、プラン料金が3カ月間無料となるキャンペーンが、2021年4月8日から始まりました。

プラン料金とユニバーサルサービス料がプラン利用開始日から3カ月間無料です。

キャンペーンの終了日は未定です。

2020年3月3日からの1年間無料キャンペーンは2021年4月7日に受付を終了しています。

3カ月の無料期間は、実は利用開始から3カ月後の「月末まで」です。

つまり2日以降の月初めに開通すると、実質ほぼ4カ月無料ということです。

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楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT 」の特徴、メリットとデメリット

楽天モバイルは、自社の回線網を全国に拡大し2020年4月8日より携帯キャリアサービスの提供を開始しました。

有料の正式なプランです。

その料金プランの名称が「Rakuten UN-LIMIT」です。

正確には、2019年10月より5,000名を対象にサービスを無償で提供する「無料サポータープログラム」を開始していますので、携帯キャリア事業としてのサービス開始はその時かもしれません。

MNOサービスだが国内ローミングも利用している

楽天モバイルは、楽天回線エリア内におけるデータ通信が月々3,278円(税込)で無制限に利用できます。

ただし海外だけでなく国内でもローミングが必要になることがあります。

その場合、「Rakuten UN-LIMIT VI」の契約者はパートナー回線としてauローミングを利用します。

楽天モバイルはMNOとしてはまだ過渡期といえるかもしれません。

基地局やアンテナを設置する場所を確保し、楽天回線網がさらに拡大すれば、国内ローミングは不要となり終了するはずです。

基本プラン料金に含まれているパートナー回線の高速データ容量は、国内が5GBで海外が2GBです。

データ容量消費後は、国内パートナーエリアが最大1Mbps、海外パートナーエリアが最大128kbpsに制限されます。

パートナー回線エリアで消費するデータ容量を、必要な分だけいつでもチャージできます。

有効期限があり、購入日を含めて31日間有効となっていますので、購入する際はご注意ください。

パートナー回線エリア(国内) 1GBあたり550円(税込)

※国内ローミングのデータチャージ料金は税込金額です。
パートナー回線エリア(海外) 1GBあたり500円(税込)

※海外ローミングのデータチャージ料金は課税対象外です。

楽天モバイルの通話・SMS、専用アプリ「Rakuten Link」で国内通話「0円」

楽天モバイルは、通話サービスに関しても魅力的です。

専用アプリ「Rakuten Link」を使っていれば、国内通話が無料です。

通話先がRakuten Linkを利用していないスマホや固定電話であってもかけ放題です。

国内通話に関しては、かけ放題のようなオプションへの申し込みも不要であり、国内通話かけ放題が基本プラン料金に含まれているのです。

これはかなり大きなメリットだと感じます。

Rakuten Link アプリを利用すると、海外から日本への国際通話と国際SMS(Androidの場合)も無料です。

Rakuten Linkアプリの通話やSMSのデータ利用量は、月々のプラン料金のデータ利用量にはカウントされません。

楽天モバイル利用者は、できる限り通常の電話アプリ・メッセージアプリを使わずにRakuten Link アプリを使ったほうがよいでしょう。

Rakuten Linkアプリを利用しない場合は、30秒22円(税込)の通話料金がかかります。

ただし、AndroidスマホとiPhoneでは利用できる範囲が異なりますのでご注意ください。

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iOSの場合、Rakuten Linkアプリでは着信ができないため、 iOS標準の電話アプリでの着信となり、海外での着信も国・地域別従量課金です。

またiOSの場合、Rakuten Link アプリでSMS送信できるのはRakuten Linkアプリ同士に限られます。

iOSの場合、Rakuten Linkアプリでは受信できません。

Rakuten Linkアプリを利用しない相手とは、iOS標準のメッセージアプリでの送受信となります。

国際通話に関しては、月々980円(税込)の「国際通話かけ放題」というオプションサービスがあります。

海外指定66の国と地域の通話がかけ放題になるサービスです。

Rakuten Link アプリおよび通常の電話アプリでの通話が対象で、海外への通話と海外間の通話がかけ放題となります。

その他、発信者番号非通知、留守番電話、着信転送、割込通話/通話保留などの通話サービスはすべて0円です。

楽天モバイルは、必要な通話サービスが揃っている上に、オプション料を取らずに0円で提供しています。

Rakuten UN-LIMIT」はデザリングのオプションサービス料が無料

楽天モバイルのデザリングは0円です。

楽天モバイルで利用するスマートフォンを介してパソコンなどをインターネットに接続できます。

「Rakuten UN-LIMIT」は月額3,278円(税込)でデータ使い放題のため、外出先や自宅などでデザリングを利用する方には大きなメリットといえるでしょう。

Wi-Fiや固定回線がない環境でも、対応機器であればパソコンやタブレット端末、ゲーム機器、カメラなどを、楽天のモバイル通信網を介してインターネットに接続できます。

デザリングは、「Wi-Fiテザリング」「USBテザリング」「Bluetooth®テザリング」といった方法で利用します。

楽天モバイルの月額プラン料金に関するキャンペーン

楽天モバイルは、「Rakuten UN-LIMIT」の先行申し込み受付を2020年3月3日から開始しました。

「Rakuten UN-LIMIT」のプラン料金は月額3,278円(税込)ですが、300万名を対象に開通日から1年間無料にするというキャンペーンも実施しました。

2021年3月9日に300万回線を突破し、1年間無料キャンペーンは2021年4月7日に受付終了しています。

1年間無料キャンペーンは終了しましたが、2021年4月8日からはプラン料金が3カ月間無料となるキャンペーンが始まりました。

プラン料金とユニバーサルサービス料がプラン利用開始日から3カ月間無料です。

キャンペーンの終了日は未定です。

楽天モバイルは0円がいっぱい

楽天モバイルは追加料金や手数料などを請求しないことが多いのも魅力的です。

上記のほか特筆すべき点を5つ挙げます。

詳細は公式サイトでご確認ください。

  • 5G通信もプラン料金に含まれ0円
  • 契約事務手数料が0円
  • SIMカード再発行の手数料が0円
  • MNP転出手数料が0円
  • 契約解除料が0円

楽天モバイルは、2020年9月30日の5G通信サービスの開始に伴い、料金プランの名称を「Rakuten UNLIMIT-V」に変更しました。

単純に5G通信を追加しただけで、「Rakuten UNLIMIT-V」の「V(ファイブ)」は5G通信に絡めたものです。

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料金変更はなく、既存ユーザーの契約が自動的に切り替わりました。

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」はワンプランのままアップグレードを繰り返しています。

Rakuten UN-LIMIT」の有料オプションサービス

楽天モバイルは大手ならではの手厚いサポートやサービスを受けることも可能です。

下記の5つのオプションサービスを利用したいときは、my楽天モバイルアプリの「契約プラン」タブもしくはWebから「契約プラン・オプション設定」画面を開き、スイッチを有効にします。

有効にすると請求が発生します。

料金はすべて税込金額です。

オプションサービス 料金 概要
スマホ操作遠隔サポート 550円(税込)/月 専用オペレータがスマホ等の困りごとを遠隔でサポートします。
あんしんコントロール by i-フィルター 330円(税込)/月 お子さまのスマホ利用を見守るフィリタリングサービスです。一部の製品では利用できません。
楽天モバイルWiFi by エコネクト 398円(税込)/月(初回1カ月無料) 日本全国の豊富な有料Wi-Fiスポットを利用できます。
ノートン™モバイルセキュリティ 220円(税込)/月 Android、iOSに対応。ウィルス対策はもちろん、危険なWi-Fiやアプリを事前に検知し、お使いの製品を守ります。
持ち込みスマホあんしん保証 715円(税込)~1,309円(税込)/月 すでにお持ちの楽天回線対応製品の故障・破損・水没を保証します。

その他にも「スマホ交換保証プラス」「故障紛失保証with AppleCare Services」「選べる電話番号サービス」などの充実したオプションサービスがあります。

以下の3つのサービスは申し込みが必要です。

オプションサービス 料金 概要
スマホ交換保証プラス 715円(税込)/月 楽天モバイルで購入したスマートフォンやモバイルルーターの故障・紛失時に、新品同等の同一機種に交換する保証サービスです。新規・機種変更における購入時のみ選択可能なオプションです。
故障紛失保証 with AppleCare Services 715円(税込)~1,309円(税込)/月 もしもの時の修理サービスとサポート、盗難や紛失に対する保証をApple から直接受けられます。楽天モバイルで購入されたiPhoneが対象です。新規・機種変更におけるiPhone購入時のみ申し込めます。
選べる電話番号サービス 1,100円(税込) 電話番号の下4桁をお好みの番号でお選びいただけます。好きな電話番号が出てくるまで、何度でも検索が可能です。よって希望に添えない場合もあるでしょう。通話プラン新規電話番号で申し込む時に利用します。

楽天モバイルキャリア決済はAndroid製品を使っている方が利用できるサービス

楽天モバイルキャリア決済は、Google Playストアでの支払いを楽天モバイルの決済と同じ方法にするサービスです。

Android製品を使っていて、楽天モバイルの利用料金の支払い方法をクレジットカードに設定している方が利用できます。

Google Playストア内の購入額が楽天モバイルに設定されたクレジットカードへ請求されます。

Google Playストア内で支払い方法を「楽天モバイルの決済を利用」に設定すると利用できるようになります。

設定すると、Google Play ストアで購入するアプリ代金やアプリ内サービスの料金を、楽天モバイルの支払いと同じ方法で決済できます。

my楽天モバイルアプリの「契約プラン」タブの上のほうに「キャリア決済」という項目があります。

iOS版のApp Storeではキャリア決済は利用できません。

1年間でかなりのバージョンアップがあった楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT 」

「Rakuten UN-LIMIT」の先行申し込み受付は2020年3月3日からでした。

楽天回線エリア内であれば月額3,278円(税込)でデータ・音声使い放題という料金プランです。

2.0へのバージョンアップでは、国内パートナー回線の高速データ容量が2.0GBから5.0GBへ増加しました。

5G回線の提供開始にともないVへアップグレードされました。

そしてVIでは4段階制の従量課金を導入しました。

「VI(シックス)」は単純にVの次のプランということを意味するようです。

毎月1GBまでなら0円、楽天回線エリア使い放題で3,278円(税込)というプランには驚きました。

月によってデータ容量の消費量の増減が激しい方もいらっしゃいます。

使用状況の変化に合わせてプラン変更する手間もありません。

データ利用量が少ないライトユーザーから、データ利用量を気にせず使いたいヘビーユーザーまで対応するため、客層が広がったはずです。

プラン料金1年間無料キャンペーンで獲得したユーザーの離脱を防ぐためという見方もあるようです。

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ですが、MVNO利用者の乗り換えなども多くなるのではないでしょうか。

楽天モバイルとしては、MVNO事業を続けるよりもMNOに新規参入し注力した方が早く顧客増加できると考えたのでしょう。

楽天の携帯キャリアサービス事業は楽天グループ内でも柱となる事業です。

楽天モバイルは、2020年4月7日をもってMVNOサービスの新規申し込みの受け付けを終了しました。

いずれはMVNOサービスを完全に終了するでしょう。

楽天モバイルはなぜ安いのか

楽天モバイルはなぜこれほど安いのでしょうか。

完全仮想化モバイルネットワークがキーワードになっています。

この事について簡単に解説します。

コンピューターの仮想化とは、ハードウェアをソフトウェアに置き換える技術のことです。

楽天モバイルの完全仮想化は、専用の機器を汎用のサーバーと各機能の代わりをするソフトウェアに置き換えることで実現します。

従来のモバイルネットワークは、設備ごとの目的に合わせて作られた専用の機器を用いて構築されてきました。

それらの通信機器を提供しているのは、世界的な大手通信機器メーカーです。

楽天モバイルは、仮想化技術によってソフトウェアとハードウェアを分離し、専用ハードウェアへの依存から脱却しました。

汎用ハードウェアとソフトウェアによってネットワークを構成することで大幅にコストを削減したのです。

これによりソフトウェアの更新だけで4Gから5Gに迅速に移行することも可能になりました。

既存の携帯電話会社も一部で導入していますが、楽天モバイルはアンテナなど物理的な機器が必要な部分を除く、すべてのネットワーク設備に仮想化技術を導入し、完全仮想化ネットワークを構築しています。

屋外基地局アンテナ設置においても、無線通信処理をしている設備をソフトウェアの追加で、エッジデータセンターに移行させ、シンプルな基地局構成を実現し、建設・運用コストを大幅に削減しました。

楽天モバイルの通信品質と速度

では実際に楽天モバイルを使うと、通信品質や速度はどのような結果になるのでしょうか。

iPhone SE(第2世代)を使って速度計測してみました。

開通してからもうじき1カ月になります。

時々、「my 楽天モバイルアプリ」とOoklaのアプリ「Speedtest」で通信速度を測定しています。

ダウンロードの最小値が9.6Mbps(Speedtestによる測定値)で最大値が13.9Mbps(my 楽天モバイルアプリによる測定値)でした。

10Mbpsを多少超える数値で安定しています。

アップロードに関しては最小値が10.6Mbps(my 楽天モバイルアプリによる測定値)で最大値が21.9Mbps(Speedtestによる測定値)でした。

ただし大きな問題があります。

今の所、楽天回線なのかauローミングなのかがはっきりしません。

Android版「my 楽天モバイル」には、「楽天回線エリア」と「パートナー回線エリア」のどちらに接続されているかの表示があります。

iOS版「my 楽天モバイル」に関しては、2021年9月までに対応予定とのことです。

「my 楽天モバイルアプリ」の通信速度測定機能による測定結果画面はこちらです。

Ooklaのアプリ「Speedtest」による測定結果画面はこちらです。

楽天モバイルはスマホをたくさん使う人にもあまり使わない人にもおすすめ!?

「Rakuten UN-LIMIT」はデータ通信の消費容量が多い方や通話時間の長いヘビーユーザー向けという印象があります。

ですが「Rakuten UN-LIMIT VI」が発表されてからは、生活圏が楽天回線エリア内であればライトユーザーにもヘビーユーザーにもおすすめというイメージが強まりました。

楽天モバイルは毎月たくさんスマホを使う人におすすめ!

楽天モバイルの公式Twitterにこのような投稿がありました。

チェックリストに当てはまる項目が多ければ楽天モバイルがおすすめとのこと。

  • 映画・ドラマをスマホで観る
  • スマホゲームにはまっている
  • Wi-Fiが無くても気にせずスマホを使う
  • 通信制限の訪れが早い
  • YouTubeをよく観る
  • 楽天回線エリアに住んでいる
  • PCなどデザリングを使いたい

20GB超過後は楽天回線エリアならどれだけ使っても2,980円(税込)ですから安心して毎月たくさん使えます。

仮に国内パートナー回線の5GBを消費した状態で、auローミングにつながったとしても、1MbpsあればYouTubeの標準画質の動画の視聴は可能です。

月に1GBまでならプラン料金0円、使わない人にもおすすめ!!

「Rakuten UN-LIMIT VI」は、1回線目のみデータ利用量1GBまでなら利用料が0円です。

2回線目からは0~3GBまで1,078円(税込)です。

使ったデータ分だけ支払う楽天モバイルなら、データ利用量を抑えることでプラン料金を下げられます。

MVNOより節約できそうです。

名義を変えれば家族全員に適用されますので、家族全員が楽天モバイルを使い、それぞれのデータ利用量が1GB未満なら家族全員を合わせても基本プラン料金プランは0円です。

ただし、18歳未満の利用者は月額330円(税込)の「あんしんコントロール by i-フィルター」の購入が必須です。

楽天モバイル利用調査

楽天モバイルは使ったデータ量によって料金が変わります。

利用者は、実際のところ月にどれくらいのデータ量を消費しているのでしょうか。

参考になるデータが楽天モバイルの公式Twitterの投稿にありました。

「Rakuten UN-LIMIT VI」は4段階制の従量課金です。

1GB~3GBが若干少ないようですが、4等分に近い結果にばらけています。

楽天モバイルを選ぶ理由は?

楽天モバイルを選んだ理由に関するアンケートが楽天モバイルの公式Twitterにありました。

一部の利用者の投票結果ですが、ある程度は参考になるでしょう。

  • 毎月のデータ利用量で決まる料金が魅力的
  • 楽天回線接続時にデータ容量無制限だから
  • 楽天ポイントがお得に貯まるから

やはり、この3つが大きなメリットになっています。

楽天モバイルのローミングに関する注意点

楽天モバイルは、国内においてもローミングが必要なことは大きなデメリットです。

楽天回線エリアであっても電波が届きにくいと、楽天回線に接続できない場合があります。

楽天モバイルに関する悪い口コミでは、これに関連することが多いようです。

MNOの大手3キャリアだけでなく、MVNO利用者にもない、楽天モバイルのデメリットです。

パートナー回線から楽天回線に移動しても切り替わらないこともあるようです。

楽天回線とau回線のどちらに接続しているかは、my 楽天モバイルアプリで確認します。

この件に関しては、OSによって確認方法が異なります。

Android OS製品であれば、「my 楽天モバイル」アプリ上で確認が可能です。

Android版「my 楽天モバイル」には、「楽天回線エリア」と「パートナー回線エリア」のどちらに接続されているかの表示があります。

楽天モバイルの公式サイトには、2021年9月までにiOS版「my 楽天モバイル」アプリでも確認できるよう対応予定と記載されていますが、本日8月6日の時点では対応していません。

iOS製品では今の所、高速データ容量の消費の有無で確認するしかありません。

「ホーム」タブで高速データ容量のパートナー回線(国内)が消費されているか、あるいは「利用状況」タブでデータ利用量の内訳を確認します。

接続先は、楽天モバイルのサービスエリアマップにおいて楽天回線エリアであっても、電波の状況等によってはパートナー回線になる場合があるようです。例えば、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等です。

楽天回線エリア外に出たつもりがなくても、auローミングに接続されパートナー回線の高速データ容量が消費されていることがあります。

楽天モバイル(楽天回線)へのMNP乗り換えおよびプラン変更(移行)

他社などからの乗り換えもしくは楽天モバイルのMVNOサービスからプラン変更をする方法についてです。

実際に乗り換え・プラン変更をするときは、楽天モバイルの公式サイトをご確認ください。

いずれの場合でも、契約者と利用者が異なる場合は、名義変更などの手続きがあり時間もかかりますのでご注意ください。

楽天モバイルのMVNOサービス(ドコモ回線・au回線)を利用中の方は、通話SIMとデータSIM、Web手続きと店舗手続きなどの違いでプラン変更(移行)の手順が変わります。

通話SIMをご利用中の方がWeb手続きをする場合は、MNP予約番号の取得は不要です。

メンバーズステーションからプラン変更手続きをします。

店舗手続きをする場合は、前もってメンバーズステーションにて、MNP予約番号を発行する必要があります。

データSIMを利用中の方は、解約の上、新規で楽天モバイル(楽天回線)を申し込む必要があります。

楽天モバイルへのMNPを利用した乗り換え

楽天モバイルへのMNP転入は、オンラインもしくは店舗にて行えます。

基本的な流れは次の通りです。

  • STEP1
    契約中の携帯電話会社からのMNP予約番号の取得(MNP転出)
  • STEP2
    乗り換え先となる楽天モバイル(楽天回線)にて「Rakuten UN-LIMIT VI」へのMNP転入の申し込みをする
  • STEP3
    製品・SIMカード到着後、スマートフォンの初期設定をする
  • STEP4
    「my 楽天モバイル」にアクセスしMNP開通手続きをする

他社にて利用者登録制度をお使いの方は、事前に利用者登録を解除した後、契約者名義の方がMNP転出手続きを行う必要があります。

オンラインでMNP転出・転入する場合、STEP2だけでなくSTEP4もWeb上で行えます。

STEP4は開通手続きですので、使用するスマートフォンが手元にある場合に行います。

スマートフォンを買い替える場合は、製品が届いてからSTEP#以降の作業に進んでください。

端末に挿入するタイプのSIMで契約しても、内蔵された本体一体型のeSIMでも同様です。

製品が届く前にWeb上でSTEP4の作業をしてしまうと、モバイル通信ができなくなります。

STEP1に関しては、楽天モバイルが事業継承した旧FREETELやDMMモバイルなどの通話SIMにおいても必要です。

楽天モバイル(旧FREETEL)通話SIMを利用中の方やDMMモバイル通話SIMを利用中の方は、それぞれのマイページからMNP予約番号を取得し、楽天モバイル(楽天回線)への乗り換えの申し込みをします。

FREETELとDMMモバイルは、楽天モバイルが買収し事業継承した格安のMVNOです。

買収の発表があったのは、FREETEL が2017年9月、DMMモバイルが2019年7月でした。

買収時にはFREETEL が35万人、DMMモバイルが24万人のユーザーを抱えていました。

MNOへの新規参入への備えになり、楽天経済圏の拡大にもつながり顧客基盤の強化になったようです。

筆者は楽天モバイル(旧FREETEL)から楽天モバイル(楽天回線)へ乗り換えました。

FREETELはMVMOの中でも安い段階制のプランを用意していました。

筆者が契約していたのは、8段階の従量課金である「使った分だけ安心プラン」の音声通話SIMでした。

「Rakuten UN-LIMIT VI」は、データ容量を定額ではなく従量課金にしたいユーザーのニーズも満たしています。

それだけでなく、MVNOの中でも格安のFREETELと契約していたユーザーからみても「Rakuten UN-LIMIT VI」は格安です。

データ通信SIMのプランと比較しても、月額料金の安さに遜色がありません。

幅広いユーザーを取り込めそうです。

楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)からのプラン変更(移行)

楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)の利用者は「Rakuten UN-LIMIT」へプラン変更(移行)手続をするという形になります。

スーパーホーダイ、組み合わせプラン、コミコミプランの3つが該当します。

18歳未満の利用者は保護者同伴の上、楽天モバイルショップ(店舗)にて手続きをしてください。

Webページからは手続きができません。

詳細をお知りになりたい方は楽天モバイルの公式サイトをご参照ください。

楽天モバイルを実際に使って分かった口コミの信憑性についてのまとめ

楽天モバイルは後発であり基地局を拡大中のMNOですが、完全仮想化モバイルネットワークの構築によりコスト削減をし、携帯料金を大幅に値下げしています。

楽天回線エリアが全国に拡大し、本格的に携帯キャリアサービスの提供を開始しています。

楽天モバイルは楽天グループ内の主要な事業になっていますので、今後の展開も期待してよいのではないでしょうか。

ただし、アンテナ設置のための場所を確保できずにいるエリアもあるようです。

国内ローミングを必要としていることを考えると、MNOとしてはまだ過渡期なのかもしれません。

アンテナ設置などにおいてもいずれ解決することを期待します。

国内ローミングは時期がくれば終了するはずです。

現段階では評判を下げる原因になっています。

また、通信速度に関しても大手3キャリアに劣るという口コミも見られます。

筆者はオンラインで手続きを済ませましたが、店舗での対応や問い合わせなどへの対応に関しても課題があるのかもしれません。

ですが、新プラン料金「Rakuten UN-LIMIT VI」に対する不満は恐らくないでしょう。

MNO事業を開始しiPhoneの取り扱い数も増え、iPhoneの新製品も扱えるようになりました。

大手3キャリアとの差は縮まってきました。

【公式】楽天モバイル

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